白金ワインサロンTAIGAのトキメキワイン日記
毎日1組の恋人たちを誕生させる夜景が美しい ワインサロンオーナーにとっての幸せ探し
映画 12タンゴ ブエノスアイレスへの往復切符
情熱と官能のタンゴの世界を覗けるのではと期待したが見事裏切られた。
自分のようにアルゼンチンタンゴを趣味娯楽として捕らえている者から
するとちょっぴり居心地の悪くなる映画なのだ。

アルゼンチンは2001年の通貨危機とその結果もたらされたコラリート
(銀行預金の凍結)によって多くの国民は財産を失った。
ここではブエノスアイレスに暮らす人々の過酷な生活の断片をいくつか
切り取って見せてくれる。
でもそれはあくまで逼迫した断面の寄せ集めでしかない。
挿入されるタンゴとの繋がりもいまひとつ感じられない。

カメラが追いかける人間が多すぎるので、全ての物語が未消化で
感情移入もし難いのだ。
この作家はそうした混沌なところと今のブエノスの状態を掛け合わせて
いるのかもしれないが。。。
ここはスッキリと70歳過ぎのタンゴ・ダンサー・ロベルトとペアを組ん
でいる20歳のマルセラの2人だけを徹底的に追いかけていったほうが逆に
アルゼンチンが抱えている問題点がもっと鮮明になったのではと思う。

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現在グルメ部門163位

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【2007/08/23 13:17】 | 映画情報 | トラックバック(0) | コメント(0)
映画 プロヴァンスの贈りもの
ワインに纏わる映画は見逃せないので猛暑の中を恵比寿ガーデンプレイスへ。
公開中の映画「プロヴァンスの贈りもの」を鑑賞。
「原題は「A GOOD YEAR」。
ワインも人生も良い年というのは重要だ。
この監督に言わせるとプロヴァンスは天国らしい。
美しい陽光だけでなく、魔法のような何かが存在しているとか。。
ともあれこの主人公のようにフランスにブドウ畑を所有できずとも
こうした美しい南仏の別荘地域に暮らせるだけでも成功者のひとつの証。

リゾート地に集う上流階級の豪華な暮らしぶりを描いて印象的だったの
はアルフレッド・ヒッチコック監督の「泥棒成金」。
ケーリー・グラント、グレイス・ケリー主演のサスペンスで
ヴィスタヴィジョンをフルに活かした映像美溢れる映画だった。

対して今日の映画はドタバタ劇で落ち着きのないことおびただしい。。
優雅なリゾートライフを垣間見れるかと思ったのにがっかりだ。。
「ぶどうに必要なのは水と光だけじゃない。ぶどうにはバランスも必要だ」
という台詞が出てくるがワインと同様にバランスの悪い映画も
こまりものだ。。

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【2007/08/14 23:43】 | 映画情報 | トラックバック(0) | コメント(0)
愛されるために、ここにいる
アルゼンチン・タンゴの名曲が散りばめられた情熱的なダンス映画と
思って観たのですがいい意味で全く違いました。。

誰しも「生きていること」の悩みはあります。
しかも人生折り返しを過ぎ、仕事に情熱が持てず、
結婚生活は破綻しているし、父親と息子との良好な関係も築けないでいる、
まして可愛い彼女がいるわけでもない・・
そんな、ないない尽くしで心萎えてしまって孤独をかみ締めている
不器用な男の心のひだを実に丁寧に描いています。

秀抜なのは主人公と父親とのやり取り。。
お互い思いやりたい気持ちはあるのに、空廻り、親子だけに言わなくて
もいいことまで言ってしまって最後は傷つけてしまう。
言葉少ない簡潔なシーンでありながら、リアリテイある人生の断片を実に
さりげなく切り取って見せてくれます。
私は長く父親との関係に悩んだ経験があったものですから
尚のこと印象に残ったのかもしれません。

物事を全てプラス思考に切り替えることができる器用な人にとっては
この手の映画は退屈かもしれません。
でも良かれと思い必死にやってきたのに、このやり切れなさはなんだろ
うと人生立ちすくんでいる人達にとっては心の宝になりそうな物語です。

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【2007/08/05 17:06】 | 映画情報 | トラックバック(1) | コメント(0)
ディパーデット
実は先週から思い切り体調を崩してします。。
普段から何やかやと健康には気を使っていながらこのテイタラク。。
こんな時は大人しく自宅で映画鑑賞と
マーティン・スコセッシ監督の「ディパーデット」を観ました。

スコセッシは昔から敬愛している監督ですがこの作品はいただけません。
彼の映像特有のざらついた空気感や、人物たちの息遣いが感じられない。
只只テレビゲームのような感覚で虚しい殺し合いが続きます。
でも彼の監督キャリアの中では最大のヒット作となっており、
念願のオスカーまで手にしたのですからなんとも皮肉です。

この作品に関し彼自身インタビューで
「撮影中、そして撮った後の今でも私は怒りを感じているんだ。」と
語ってますが、彼ほどの監督でもそうやらアメリカで好きな脚本だけを
撮り続けることは至難のようです。
やはり同じニューヨークを舞台に映画制作していた監督のウディアレンが、
最近ではイギリスに拠点を移しているのも止むに止まれぬ事情が
あるのでしょう。

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PS
マーティン・スコセッシ監督の次回作はローリング・ストーンズを
撮ったドキュメンタリー映画「Shine a Light」。
1978年公開の「ラストワルツ」で「ウッドストック」に続き
ロックバンドのドキュメンタリー映画の金字塔を打ち立てた監督だけに
こちらの作品のほうは大いに期待できそうです♪

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【2007/08/04 22:45】 | 映画情報 | トラックバック(0) | コメント(0)
ウディ・アレン
このところ立て続けにウディ・アレン作品を観る機会がありました。
40本近い作品中でわたしにとってのベスト1は
1996年公開の「世界中がアイ・ラヴ・ユー」。

見た目は神経質そうでどっこい相当にタフな性格なんでしょね・・
最近の言動は、老いてますますネガティブ志向全開の感がありますが、
この作家の凄いところは作品も本人も全然成熟しない
ところかなと思います。
見た目は風采の上がらない老人ですが中身はティーンエージャーそのまま。
そこが1969年の監督デビュー以来、
コンスタントに毎年映画を撮り続けていられる原動力なのかと。。

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【2007/08/01 14:24】 | 映画情報 | トラックバック(0) | コメント(0)
マルチェロ・マストロヤンニ 甘い追憶
先日渋谷で観た映画,マルチェロ・マストロヤンニ 甘い追憶
彼の生涯をつづったドキュメンタリー。
甘い追憶という題は恐らく彼の代表作「甘い生活」をかけているんでしょうね。。

ちょっとイージーな題名に相応しく、このイタリアの名優の実像に迫る、
といった踏み込んだ内容ではないですが、彼を心から慕う人たちにとっては
どうにも見逃せない映画でしょう。

スクリーンでも私生活でもモテモテのマストロヤンニ!
マルチェロ・マストロヤンニになりたい!
そう思ったオトコは世界中にゴマンと存在するのではないでしょうか。
そう・・この私もそんなミーハーの一人です。。

彼ほど、なんでもない白いシャツとモノトーンのネクタイ姿が似合う
男性はいないと思います。
それでいて、イタリア男の代名詞のような伊達とか気障とかは
全く感じさせなかった。。
あるのは品格とデカダンスの香り・・・そこがステキでした。

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【2007/07/29 23:40】 | 映画情報 | トラックバック(0) | コメント(0)
映画 BABEL・バベル
六本木ヒルズで連休の中日に「BABEL・バベル」を観た。
なかなかの話題作である。
でもバツゲームさせられているような退屈な映画だ・・とか、
自分の周りでの評判はすこぶる良くない。
実はダイヤモンドに纏わるお話「ブラッド・ダイヤモンド」を観に行ったのだが
既に満席だったので変更したのだ。
だからあまり期待していなかったけど予想に反して
精神的にしっくりした時間を過ごせた。
コミュニケーション不全によって生み出される悲劇を羅列的に描いて
いるだけと聞いていたのだけど、単にそうした映画ではなかった。。
これは痛みと愛を感じ取る映画だ。
参考までにこの映画の公式HPを覗いてみたら監督がキーワードとして
コンパッション(Compassion)・深い思いやり」ということを揚げていた。
なるほどね・・・前に「ブッダ最後の旅」というBSテレビで作家の五木寛之さんもこの言葉を口にしていた。ある意味今の時代を象徴している言葉なのかもしれない。
ちなみに仏典の中の「慈悲」の英訳にCompassionが使われている。
対して「煩悩」はPassion。
コミュニケーションの難しさは文化・人種・言語・貧富の違いから
くるのではなく「慈悲」の気持ちを持てるかどうか・・
そう問題は各々自分自身の心の中にあるのだ。

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【2007/05/03 08:22】 | 映画情報 | トラックバック(0) | コメント(0)
すべては愛のために
映画「すべては愛のために」を観た。
英国の上流階級夫人と、各国で難民の救済に尽力する医師の愛を、イギリス、エチオピア、カンボジア、チェチェンを舞台に10年に渡って描いている。
ヒロイン役のアンジェリーナ・ジョリーはこの映画を切っ掛けにして国連難民高等弁務官事務所の親善大使を務めることになり、私生活では実際にカンボジア難民の子を養子として育てているらしい。

作品の前半は難民問題が丁寧に描かれていて引き込まれたが、主人公の男女2人の不倫愛に発展するあたりから焦点がいきなりぼけてしまうのが残念だ。これでは単なるメロドラマではないか。。
奇麗事かもしれないが、2人にはプラトニックでいって欲しかった。でないと夫と子供を国に残してまで難民救済に走るヒロインの行為が男にただ逢いたいがためのダシのようになってしまう。
後半安きに流れなければもっと崇高なドラマになりえたのに惜しい。。。
映画自体はいささか陳腐でも難民問題について深く考る機会になっただけでも観てよかったと思う。

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【2007/02/14 11:00】 | 映画情報 | トラックバック(0) | コメント(0)
映画 クラッシュ
先日指の怪我でシゴトもはかどらずDVDを立て続けに観ましたが、
2本目は2005年アカデミー賞主要三部門を獲得した「クラッシュ」。
こちらは1本目のノーテンキなアクション映画とうって変わって
問題提起の多いヒューマンドラマ。

「ミリオンダラー・ベイビー」の脚本で注目を集めた
ポール・ハギスの監督デビュー作。
それにしてもデビューから立て続けにアカデミー賞にからむ
映画を生み出すんですからこの監督大した才能です。。
ロサンゼルスのハイウェイで起きた1件の自動車事故が
衝突の連鎖を生み、さまざまな人種・階層の人々の運命を
狂わせていきます。

タイトルのクラッシュ・・肉体的、物理的なクラッシュだけでなく、
心と心の触れ合いまでが含まれるのでしょう。
人類永遠のテーマ人種差別を根底に、多様な階層・人種の
偏見やそこから生まれる憎悪と連鎖的事件を描いているのですが、
この監督本当に登場人物の交通整理が上手くてたくさんの
エピソードも面白くて自然だし全然ダレません。
あとテーマが重いとやたら深刻になったり難解になり勝ちですが
そうした自己満足的なところもなく抑制が効いてて、ちゃんと心に響く
ストーリーに仕立ててるところがセンスいい映画だなあと感じました。

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【2006/11/03 11:55】 | 映画情報 | トラックバック(0) | コメント(0)
トランスポーター2
親指一本でも怪我をすると本当に不便なもので
鉛筆も持てないのでデッサン画ひとつ満足に書けません。。。
このところ寝不足気味なのでこれは休憩しなさいということかと
久しぶりに立て続けにDVDを2本観ました。

1本はトランスポーター2
どんな依頼品でも正確に目的地へと送り届けるプロの運び屋を描く
ジェイソン・ステイサム主演アクション「トランスポーター」の続編。
2作目になるとさらにパワーアップしてお洒落度も増すのはいいとして
内容は単純かつマッチョになるのはミッション:インポッシブル2と同じ。
カーチェイスシーンのド迫力なことやカンフー多様もなど共通項多しです。
劇画チックでリアリティなど度外視のノンストップムービーですが
ジェイソン・ステイサムは好きな俳優ですし結構楽しめました。

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【2006/10/28 21:44】 | 映画情報 | トラックバック(0) | コメント(2)
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タイガ

  • Author:タイガ
  • 趣味:ワイン研究
    アルゼンチンタンゴ、
       演劇&映画鑑賞
       クラシック&オペラ
    料理研究、易経研究
    仕事:ジュエリーデザイン&製作
    資格;J.S.A.認定ソムリエ
    住まい:東京都港区
    スポーツ:学生時代バスケット部
    学歴:早稲田大学卒
       文学座付属演劇研究所卒
    好きな料理:イタリア料理・
          南仏料理・中華料理
    好きなところ:
    雨のアムステルダム
    苦手なもの:煙草、人ごみの中
    好きな女性:品格のある人

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