白金ワインサロンTAIGAのトキメキワイン日記
毎日1組の恋人たちを誕生させる夜景が美しい ワインサロンオーナーにとっての幸せ探し
新井順子先生  Bois Lucas日記 その7
皆様、こんにちわ!
ホリエモン事件で日本は大騒ぎのようですね。
先日送ったちょっと固めの真面目なMAILが思ったより
多くの方から感想を頂きました。
相槌・同意をして下さった方々からのMAILです。
丁重なる沢山のご意見有難うございました。
ちょっとビックリって感じです。
今日は軟派にいきますよ♪
長くなると思うので、
面倒な方はここで排除して下さい。

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今朝はとても冷え込み、朝起きたら一面霜です。
お庭が雪ではありませんが、白色一色で綺麗です。
その代わり車の窓も霜が張っているので、
エンジンをかけながら、窓の霜取りをするのです。
そうでないと前が見えません。
シャリシャリとスキー場のようです。
さて、昨日の1/23(月)にある事件が起こりました。
今年、うちでは初めてワインを詰めるダンボール箱に
会社のロゴを印刷したのです。
今までは真っ白な規定のものを其の都度購入しておりました。
が、今年は5年目ワインのリリースは3年目、
やはりこの辺りでちょっと
オーダーメイドのダンボールにしよう(えっ辺!)
と意気込んだのです。
ついにBois Lucas専用の箱か、えっへ♪

しかし最低ロットは30000個。
ワインの本数で言えば1ケース12本なので360000本分。
これは単純計算で1年36000本
生産されても10年分はあります。
うちは超少ない弱小生産者。
ちなみに初年度は10000本のみ、
2年度は20000本あったのが水害で7000本に、
やっとこれからリリースされる3年目のワイン
は何とか16000本、これでは単純に20年分はあります。
うーん、20年は止めるな!と
神様から言われているのでしょうか?
ちなみに今植えられている葡萄畑は6ha,
通常この辺の平均収穫量は50〜60hl/ha、
ですから6haだと300〜360hlになって、
ワインは40000〜50000本なくては可笑しいのです。

  どうしてうちは半分もないのだろうか???

さてそんな緻密な計算はしていそうで、しないのが醸造家。
うちのロゴ入りのダンボール箱に今年から入れられる!
という気持ちが先行し、早速最低の数のダンボール箱を
発注しました。そしてその納品が昨日になったのです。

CHAIに大きなトラックが到着し、どんどん箱が運び出され
ます。次から次へと凄い量です。「こんなにあるんだー☆」
大体30000箱の量を見たこと何て無いものですから沢山
あるなーとは想像をしてはいたけど、こんなになるとは・・・。
 
  はっきり言って想定外のストックです

うちはそんなに大きくありません。
それでも2002年の最初のCHAIに比べたら
大きくはなったのですけど・・・。
箱は紙でできております。当然雨に降られたら大変なので
直ぐに屋根のある所にしまわなくてはなりません。
樽と樽の間や開放桶もギュウギュウに詰め、
9月迄使わないプレス機の上には、何やら荷物だらけ。
それでも無理やり全部いれました。
凄いの何のって♪人間がCHAIの中を歩けません。
今週の金曜日、朝の10:00にテレビ局の人が取材に来ます。
それまでに何とかしなくては!
本当は今日、火曜日はフランスの真ん中に位置するAuvergne
地方の生産者のワインのTastingに行くつもりでした。
それも急遽延期。スタッフ一同総出で大整理です。

CHAIの上には屋根裏があります。
そこに入れることにしました。
何て簡単のようでしょうか、
CHAIは1階の平屋ですが高さが3.5mはあるのです。
登られるとお分かり頂けると思いますが、かなり高いです。
3階のような感覚で登ると気持ちが良いです。
人によっては怖いかもしれません。
その上に2人があがって、下から
エレベーターのついている車でダンボールの箱を載せ、
上迄あげてしまう作業をします。
これはうちでは初めての試みです。
ご想像出来ますか?
マンションの上の階に窓からピアノを搬入するような光景です。

まず屋根裏はシートがひかれており、
見た目には床のように見えますが、
シートの下はむき出しの木で組み立てられているまま
なので歩くのが大変です。
工事現場の飛び職になった気分です。
そこをよちよち気をつけて歩かなくてはなりません。
1つのダンボールのパッケージが高さ2m、
横1mx2mの大きさです。
それが30個位あるのです。
それは実際みないとわからないと思いますが、
はっきり言って凄い量ですよ。
それを全部2階に上げ、解体しないと屋根裏に収納出来ないのです。
何故解体するかというと、
その窓はそのパッケージが入れない程大きさなのです。
若干小さいのです。本当はこのパッケージを崩したくはありません。
雨にぬれても基本的に大丈夫なように、
しっかりとビニールがぐるぐると巻かれ、
ちょっとはそっとでは崩れません。
それを納品の為だけに解体し、
手で1つ1つ運び屋根裏で積み上げるのです。
そのストックは10年分(以上)あるので、
解体後の積み立て作業もいい加減に積み立てられません。
あー何時間掛かるのだろうか???

うちのフランスの現在のスタッフは
この前のMAILでも申しましたが
NoellaとAnthonyと私の3名です。
下に1名、上に2名、車の運転1名、4名必要な作業なので
当然誰か探します。
そういう時は、持つべきものは親切な友人。
ブルーカラーとは傾向が違う、
隣村に住んでいる日本人の画家'上森司敏'さんに
矢が当たりました。
通常彼は朝から晩まで絵を書くのですが、
とっても親切なので本日火曜日は我々と
1日お付き合い下さいました。
強制なんかはしてませんよ、本当です!
たまには筆を持つのでなくダンボール箱
を運ぶ作業も気分転換になったと思っておりますが、
ちょっとだけ終わった後は疲れていらっしゃったようです。

この作業に1日掛かりました。
最初はぎこちなかったリズムが慣れてくると
この4名の絶妙な動きに効率が良く、プロのレベルです。
司敏さんは、もし画家を辞めても
宅配便の集配係りを勤められると
自信を付けられたようです。
うちのホープ、ノエラはワインを運ぶヒルブランドという
会社に就職が出来ると喜んでおりました。
同じ作業を繰り返すと、右2cm,左2cm
しか余裕のない3.5mも上の窓に、
きっちり荷物をつける事が出来るようになるのです。
職人と呼んでもいいレベルです。
そんなこんなでCHAIは又、もとの静けさを取り戻しました。
うちに訪問の際は、今年から屋根裏見学も可能ですよ☆

さて話しは1日さかのぼります。
昨日の月曜はご存知・ThierryPuzelat氏の家に行ってました。
今年のワインの買い付けの為のTastingの為です。
正確には先週の土曜の夜に試飲しに行って
おりました。
が、ちょとビジネス上の問題がおき、
急に月曜の夜にMEETINGとなりました。
いつもは冗談しか言わないのですが
深刻な話があったので、18:30から22:30、
4時間ぶっ続けで話し合い。
その間珍しく冗談なし、さすがに疲れました。
勿論ワインは飲んでいましたけどね♪
日本の市場はインターネットの普及で
情報が物凄いスピードで
飛び交っております。
注意して頂きたいのは、そのニュースの
信憑性です。正しい情報も作られた情報も流れてしまえば、
あっと言う間に広がります。
便利になった面、怖いような気もします。
今まで私はあまりそういう事を気にしておりませんでした。
このワインの世界も例外なく
インターネットの影響を受けております。
今迄はあまり気にしないようにしておりましたが、
正しくないニュースも流れている事も多々あります。
それも私の名前が出ている事もあるのです。
やはり今後そういう間違った情報に関して、
今までコメントをあえて避けてきましたが、今後はそういう事も敏感に対応したいと思っております。
醸造家の名誉に関わる事については特に!
Thierryとの話し合いがこんなに長くなるとは思っていなかたので、
家を出る前に暖炉の薪を継ぎ足さないで出てしまいました。
夜中近くに家に戻ると、案の定火は消えてしまいました。
そうなると結構大変です。
何故なら今年薪を購入したばかりで、
渇きが足りないので、木に水分が残っております。
勿論燃えますよ。でも1・2年置いたままにして、
十分乾かした方が燃えやすいのです。
葡萄の木をCHAIに置いたままなので、
それを持ってくればよかったのですが、
家を引越ししてバタバタしており、
今年は業者さんの薪を買っ
てしまったのです。良い勉強になりました。

又、火をおこすのに1時間位掛かった 新井順子


テーマ:ワイン - ジャンル:グルメ

【2006/01/26 11:41】 | ワイン最新情報 | トラックバック(0) | コメント(0)
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    アルゼンチンタンゴ、
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    資格;J.S.A.認定ソムリエ
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    スポーツ:学生時代バスケット部
    学歴:早稲田大学卒
       文学座付属演劇研究所卒
    好きな料理:イタリア料理・
          南仏料理・中華料理
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    苦手なもの:煙草、人ごみの中
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